2009年10月18日

2010 Burleigh Heads Classic Twin 95L/Production

(& Rhythm Twin 95L/Custom, Rhythm Twin+1 95L/Custom)

30 U今年の9月、JPWA白里大会の会場でRhythm Twinの95Lと、カスタムのRhythm Twin+1を試乗させて頂きました。
その時のレポートは↓コチラ。
「試乗報告/遠足の部屋」

今回は、9月に乗り損ねたClassicの95Lに試乗です。
他社に先駆け、ラージサイズウェイブボードの開発に早い時期から取り組んできたバーレーならではのバリエーション、先進的なボードデザイン。
それをしっかり味わえた試乗でした。

<<使用コンディション>>
場所:菊川
風:スタボーサイド、サイドからクロスオン、5m/s~10m/s
波:腰から腹、最大胸
セイル:North Sails ICE 5.3

BHclassic d重量はストラップ込みで6.1kgちょっと。
ストラップが1つ約150gですので、3つ分、450gを差し引いたボード本体は約5.7kg。
このサイズのプロダクションボードとしては、もはや最軽量と言っていい軽さでしょう。
手で持ってみても他のボードとは明らかに重量感が異なります。
これが皆さんにどんな風に感じて頂けるか、楽しみです。


BHclassic gBHclassic h







アウトラインはこんな感じです。
ノーズ寄りにややボリュームを持たせる一方、テイルは比較的薄く仕上げられており、走り出しの良さとターンのキレを両立することを狙っているようです。


BHclassic iボトム形状です。
浅めのコンケーブを採用する一方、センターキールは長めにノーズ近くまで続いています。
これも走り出しの良さと、ボードの傾けやすさを両立する狙いだと思います。




BHclassic eフィンはこの17.5cm。
昨年のバーレーの付属フィンは厚ぼったくていまひとつでしたが、今年はもっとすっきりした形状になりました。
ベース幅が広く面積も大きい、非常にパワーのあるタイプのフィンです。
これは実際、乗ってみるとグリップが良く、ボードの走りを効果的に助けていることが感じられるフィンでした。

<<ライディング>>
走り出したその瞬間から、ボードの軽さが感じられます。
重量の軽さは足元の動きの軽さにつながり、自由に動けるような気持ちにしてくれます。
僕は5.3ジャスト~ややオーバーというコンディションで乗りましたが、強めの風域で乗ってもボードが軽くついてきてくれる感覚で、楽に乗ることができました。
アウトで思い切り下らせて走ってみたときも、ノーズのブレが小さく、足元で無理なコントロールをする必要が無いので気持ちよくクルージングできました。
この大きさでこの爽快な走行感、、、凄いです。

バックサイドでの波乗りではワンサイズ小さいんじゃないかというくらい軽快に動けます。
波の中に突っ込むのも、波の高い位置をキープするのも自在という感じで、動きの選択肢が広がったような気すらしました。

フロントライディングも気持ちよく、風が入っていてもいなくても、自然な形で波の前に出ていくことができます。
ここからトップに駆け上がるところではさすがにサイズなりの鈍さが出てしまいますが、それでも波の芯を外すことなくきれいにリップまで連れていってくれるので、単純に乗りやすいなと感じました。

トップターンではツイン特有の楽な切り返しが可能で、かなり厳しいタイミングで張ってきた波にも思い切って突っ込んでいきたくなります。
トップで返してから一気に足元までボードが戻ってくるので、一度この感覚を味わうと安心して何度でもやりたくなるのです。
しかもこれは5.3ジャストまで風が上がってきても変わらず、大きいはずなのにズバっと返せる不思議な感触に酔ってしまいそうでした。

ジャンプについては標準的です。
強いて言えば、このサイズで競合するフリーウェイブやフリーライド系のボードと比較すると飛びにくいかもしれません。
用途が違うので比較する必要はありませんし、十分なジャンプ性能も持っていますが、やはりメインはウェイブライディングであることを感じさせるボードでした。


16 Rhythm Twin & +1さてここでRhythm Twin、そしてRhythm Twin+1との比較です。
(写真左がRhythm Twin、中央が+1)

実はRhythmとClassicはほとんど同じロッカーを使っているそうです。
アウトラインではClassicの方が少し全長を長くしてあるものの基本的な要素はほぼ共通しているボードだそうです。

それでも感触の違いは出てくるもので、それがまた楽しみでもあります。
僕の感覚では、以下の順番でした。
(同じ順位の場合は同レベルです)

・走りの軽快さ
 (1)Rhythm+1 (2)Rhythm (2)Classic
・バックサイドの動き
 (1)Rhythm (2)Rhythm+1 (3)Classic
・フロントへの落としやすさ
 (1)Classic (1)Rhythm+1 (3)Rhythm
・軽く踏み込むボトムターンのしやすさ
 (1)Rhythm (1)Rhythm+1 (3)Classic
・強く踏み込むボトムターンのしやすさ
 (1)Classic (2)Rhythm+1 (3)Rhythm
・波の内側を蹴り込むリッピング
 (1)Classic (1)Rhythm+1 (3)Rhythm
・波の上に抜けるトップターン
 (1)Rhythm+1 (2)Rhythm (3)Classic

という感じです。
全くの主観ですが(^^;

2018 +1







+1については、トップに駆け上がるときに何か、後ろから押してもらってるんじゃないかと思うくらい楽に高い位置へボードが上がることに感激。
ですのでトップターンの評価を1番にしました。
これは、、、欲しくなる性能ですヨ。


<<一般ライダーの声>>
注:
ここでは一部否定的なご意見も敢えて掲載しております。
ライダーの経験値、感じ方の違い、コンディション、使用セイルの違いなど様々な要因がありますので、良い意見も悪い意見も参考程度にお読みください。
もちろん、僕自身の意見も参考程度に読んで頂ければと思います。

KNさん:
クラシックは良く走り良く動く、それのバランスがとれていると思います。
リズムはクラシックと基本的に、似てるような感じがしましたが良く動くのを少し抑えている感じがしました。

33 YasuYさん:
・リズム
バランスが取れてて乗りやすい。
良く走るし、曲がりやすかったですが、今までのリズムとの差はあまり感じませんでした。

・クラシック
テイル寄りに体重乗せるとすぐラフしてしまったので、初心者には扱いが難しそう。
波乗りには楽しそうですが、そこまで乗りこなせませんでした。

・リズム+1
バランスが取れてて乗りやすい。
プレーニング、ジャイブ時にボードが安定している。
走り出しが良い。
当日波の中でジャイブが唯一成功し、フロントにも振れたボード、それだけ乗りやすいボードなんだと思います。

XMr.Xさん:
・リズム
よくも悪くも癖のないボード。走り出しもまずまず良く、ターン性能もまずまず良い。
昔のリズムと同じように波を小刻みに乗れるところはとても好きなところ。この点は変わってなかったです。
もしこのボード単独試乗だったら充分良いボードに思えるはずなのですが、どうしても後述するプラスワンの性能が良かったせいで全てにおいて見劣りしてしまいました。
ターゲットとしては波の中を刻んで乗るタイプの方にオススメできるのではないでしょうか。

なおこのボードに限らずですが・・・・BHのボードは、とにかくボリュームバランスが良かったです(タックなども非常にやりやすいです)。

・クラシック
上記リズムツインと似たような評価になりますが、良くも悪くも癖のないボード。
リズム ツインとの違いはボトムターンに入った時に大きなターンで波を狙うタイプの方向きのような気がします。
他の部分はリズム ツインと似たりよったりです。

・リズム+1
これはすごいボードです。
まず走り出しの良さは現在発売されている90リットル台ウェイブボードで間違いなくトップクラスです。
アンダーでも2、3回パンピングすればスルスルっと走り出します。
そして走りの体感的な軽さからくるターン時のボード取り扱いのしやすさ!ボトムターン時に失速しにくく、乗った本人がちょっとうまくなったか??と自分で錯覚するようなボードです。
踏み込んだ際に素直に反応する点もかなりイイ!
ボリュームバランスからくるタックのしやすさもピカイチ。

とにかく私のレベルだと悪い部分が全くみつかりません。
もしこのボードがそのままプロダクション化されたら、間違いなくウェイバーだけでなく平水面で楽しむ方にまで売れると思います。
フィンも昔のBHのフィンと違うのかとても相性がよかったです。
(顕:マウイフィンのツインに、センターは専用のミニフィンを使用していました)

32 HHさん:
・リズム
初めてのツインフィンの試乗でした。ボリューム相当のアンダーの強さ。そして走り出してからの軽快感。
何より波の中に入ったときの動きの良さは90Lオーバーのボードとは思えない程、特筆物です。
波の中に入るとボリュームが邪魔をしないのに驚きました。

・クラシック
リズムと総体的な印象は同様です。ただ個人的にはこのクラシックの方が、波の中でターンが伸びてゆく感じが好きです。
私が乗ったときは85L+5.2でジャストコンディション。そんな中95Lで全く問題なく乗れたのには驚きでした。
そして風が抜けて85Lがもたついても快調に走れる。快感です!

・リズム+1
これはヤバイです。5.2で完全にアンダーの時に試乗しましたが、ゲッティングアウトの時は、テイルにまるでスラロームボードのような安定感。
チョンと風を入れるとテイルのリフトの早い事!そして伝わってくる感触もスラロームボードの様。初めはこんなんで波乗りが出来るのかと心配しました。
しかし波乗りの時にはこの走り出しやすさが魔法の様。うねりに併せるだけでノンプレーニングの状態から簡単にテイクオフ。

そして波の中で早い事!更にターンに入ればしっかりレイルが入りグイーンとターンして行くでは無いですか、しかもツインフィンも手伝ってかかなり自由度の高い弧を描けます。
もちろん波の中でボリュームが邪魔だと感じる事はありません。動きもいいです!
当日はジャンクコンディション。そんな中、自分が上手くなったかと錯覚してしまったボードでした。

今回、何本ものビックボリュームのボードを試乗して感じた事は、ボードは進化していて、とても乗り易くなったと言うこと。
無理に小さいボードではなく、ワンサイズ上をチョイスしても、機動性においてなんら遜色が無い事に驚きました。

30 UUさん:
最初乗ったのは、NORTH5.3にBH CLASSIC95 TWINでした。
ボードはアンダーでも安定感があって、プロダクションでもかなり軽量だということが分かりました。
その後に乗ったBH RHYTHM カスタム95L TWINはさらに乗りやすく、風が上がっているにも関わらず安定していて、良く動きCLASSIC95Lより良かったと思います。
その後、+1カスタムに乗ったのですが、先ほどのRHYTHM TWINと同様とても乗りやすく、欲しくなりました。

>>顕達コメント
皆さん、ちょっとツインに慣れ過ぎてしまったのかもしれませんが、このサイズのシングルフィンのウェイブボードだとなかなか、あのレイルの入り具合とターンの回転性、走りの良さって両立しないものなんですよね。

そして、5.3ジャストのウェイブコンディションであれほど暴れないというのも特記事項なんですが、もはや当たり前のことになっちゃってますね(^^;
でもそれだけ最近のウェイブボードが良くできているということなのかな。
「バランスが良い」「乗りやすい」って言葉が次々出てくるのはやっぱり凄いですね(^^)

Hさんからは、あのくらい軽い風で遊べると、例えば遠州で東うねりが残っているようなとき、西風が強くなって東うねりが消されてしまう前に遊べるのでウェイブとしては嬉しいということと、多少吹き上がってもボードを換える必要がないので大きなボードを強気に選択することができるというコメントも頂きました。
まさに今のラージサイズボードの性能の良さを現す一言だと思います。

以上

ridemarinesnow at 23:02│Comments(0)TrackBack(0)ウェイブボード | BURLEIGH HEADS

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